こんにちは!
みなさんいかがお過ごしですか?
今回も漏水調査の事例をご紹介いたします。
物件は東京都台東区浅草のマンションにて、土曜日の夜中の2時に貯水槽の満水警報が発報し、警備会社様より弊社に連絡がありました。警備会社様に現地状況を確認したところ、「貯水槽のオーバーフロー管より水がポタポタと溢れている」との報告がありました。以前より、貯水槽清掃時に指摘事項として上がっていた「ボールタップの不良」と判断しました。また、その程度であれば、オーバーフローしていても多少水道料金が上がる程度であり、また口径があうボールタップが在庫になかった為、翌日対応となりました。
翌日、問屋に新規ボールタップを引き取りに行き、午後にはボールタップを交換し終え、正常通り無事復旧いたしました。
ボールタップとは、金具の棒に浮き球がついており、その浮き球で水位を管理している器具です。水位が下がると浮き球も一緒に下がり、水が給水されます。
また水位が上がれば浮き球も一緒に上がり、給水がストップされます。
皆様のトイレにも形が違えど、このような仕組みのボールタップがついているので、一度確認してみるのもいいかもしれませんね。
交換前のボールタップです。痛みが激しいです。
オーバーフロー管から水がポタポタ、オーバーフローしています。
オーバーフローの原因は、ボールタップ不良と断定しました。
翌日、問屋からボールタップを引き取り交換工事開始です。
新しいボールタップが設置され、オーバーフローは解消されました。
関東も梅雨に入り、外壁からの浸水、漏水が続出して依頼が増えておりますが、このような共用部の『設備漏水』も受け付けておりますので、
お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
次回をお楽しみに!